詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
大野 冨士子
暑い暑い口にしたとて変化なく さらに周囲の 忍耐を削ぐ
115
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inosann
はたとして蝉の鳴かない朝の時「何かのサイン?」と早速ググる
21
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中野美雄
波響動む海はらかけて飛ぶ蝉を幼き我らここに立ちて見き
8
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KEN
山百合のにおいに迷う忍ぶ路や頬打つ驟雨に恋はなお蒸し
10
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kingface
阿智村の夏の夜空はそれはその数多の星の迫り来ぬらむ
5
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恣翁
品のある 水出し伊勢茶の甘みには 「生茶」といへど 遠く及ばず
24
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へし切
君ゆけば身は空蝉の日暮しをあはれあな憂と過ぐすものかな
30
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石川順一
納豆を何の加工も無く食べる緑内白内噂を聞きぬ
11
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中野美雄
黒髪の母に従ひ弟と泳げる海の今日もきらめく
8
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千映
翁いうシッカロールを天花粉まみれてまるで赤子の如し
10
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滝川昌之
トボトボとタオル羽織ってプールから泳ぎ疲れた浮き輪が帰る
25
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沙久
いつまでも良き場所であれ魂と歌がつながる交流の場よ
34
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まあさ
情熱を 持ち続けたまま 強さをも 握り彼らは 次のステップへ
17
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舞
蛙止み蝉鳴き初めて妻つくる朝餉の音の聞こえくる頃
12
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林林
「ありがとう」言い遅れずに生きたいな時が流れて去り行く前に
27
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千映
サービスで貰った箸で食む母の赤に白ドット 可愛く見える
9
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inosann
いつもなら買わない「ざらめ」煎餅を二十円安に二つも買いぬ
15
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恣翁
飽きの来たる狩衣の糸 染め改め 我が綻びも 遂に縫はれつ
20
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恣翁
忘れ潮 行く瀬満つ迄待ち難く 今日限りなる命と思ふ
17
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中野美雄
母を思ひ弟を思ひ酒をのむ夜更けゆきて月入りはてて
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