本能寺のお気に入りの歌一覧
千映
高騰の野菜の味を噛みしめて改めて知る 生きるってこと
12
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千映
久し振り 母の指先 ピンク色喜ぶ顔は やはり女で
8
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コーヤ
風にのり香り漂う野辺のみちキンモクセイの甘い誘惑
18
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矢車菊
雨降らば君をしづかに思い出す君を思はばまた雨の降る
8
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舞
朋友と語るごとくに老人が犬をあやしつ黄昏をゆく
23
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詠み人知らず
降る雨よ何がそんなに悲しいの涸れることなき涙のようだ
14
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詠み人知らず
余生をば元気にすごすことですと医師に言われて歌に身をよせ
9
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詠み人知らず
風景がまるで見えない短文は 心はんぶん 病んでる証拠
12
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恣翁
白蓮を偸かに採りし乙女子の 棹さす澪ぞ 浮き草に開く
21
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桐生賄
我が心 言の葉探しに 魅せられて また童心に 返ったかのよう
7
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へし切
落ち花は愛しきひとの胸の裡 今一度咲く 美しきままに
19
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桐生賄
降り続く 雨を眺めて もう三日 引きこもり気味 太陽恋し
9
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詠み人知らず
赤ちょうちん揺れる屋台で熱燗とおでんで語る君の街博多
10
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ながさき
怒りとは 善と悪とに 通じてる 悪を怒れば 正しい怒り
15
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千映
梅雨ならば 梅雨と覚悟の出来るもの秋の長雨 気持ちが萎える
9
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村上 喬
現実と仮想の狭間に吹く風は微睡む街を吹き抜けてゆく
13
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コーヤ
秋の野にコスモス揺れる花影に手を振る母の在りし面影
17
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林林
数珠玉の自然の為せるその神秘てのひらに取り見れば観るほど
8
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恣翁
啄木鳥の敲き止まざる邪な音の 我が胸の森に響けり
21
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詠み人知らず
君からの短いメールで狂喜する 最悪きみは 生きているから
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