文麿のお気に入りの歌一覧
紫苑
部屋べやの時計のわづかづつ狂ふこのあいまいな瞬間を生く
9
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みなま
我が庭の四つ葉の出づるクローバー幸せとほぼ同じ割合
10
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みなま
小遣いを与えさえおればキゲン良し我が娘なれども あさましと見ゆ
10
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みなま
言い聞かし諭す手間より 機嫌良い顔見る方を採ってしまった
9
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紫草
手のひらで押さえてみるが直らずに櫛でなでつく夫の寝癖を
16
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みなま
電話してメールを打って歌詠んで一晩寝たら復活したぜ!(感謝)
10
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市川ありさ
近づいて来ないでほしいままにしていま本当の君を知ったら
5
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市川ありさ
紋黄蝶なのはなばたけ硫黄島きみも過ぎ去り景色の一部
5
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あまおう
光速で膨らんでいる空間できみとの距離が縮まらないわけ
19
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遠井 海
お迎えの道が明るくなってきた夕日が春を引っ張ってきた
17
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詠み人知らず
あまたなる蕾ふくらむ木蓮の梢に眠る春のぬくもり
29
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夏恋
アンニュイな気分に浸るわたくしにキスが足りないみたいと君が
16
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木綿
やり直しきかないことが多すぎて川の流れる先を見ている
10
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凜
家の前遠回りだよこの道は何故か気になるそんなあなたが
2
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みなま
あまやかな恋を歌いしきみなれどその現し身の辛さ誰ぞ知る
11
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inosann
意味を持つひとつひとつが灯る町眼下に広がる営業任地の
7
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みなま
小康を保ちし夫の傍らでふつふつと我が鬱は湧き出づ
15
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詩衣
「好きな人いる?」と聞かれた帰り道 (伝えなくても気づいてよ、ばか。)
6
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みなま
雪解けてあらわれ出る草の芽の萌え出すごと 哀しみもまた
7
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みなま
またいつか吉田美奈子のコンサート行こうと話したあの日懐かし
7
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