ころすけのお気に入りの歌一覧
水中あやめ
ながむれど君が心は上の空かの人のがり飛ぶぞ悲しき
7
もっと見る
杏子
呑みすぎか 睡眠不足か 原因は心当たらぬ 見事な頭痛
4
もっと見る
たんぽぽすずめ。
字足らずと字余り果てず重く詠む不協和音に心乱れり
9
もっと見る
神谷あを
煮込んできた二人のスープをこの春は温めなおしてくれるでしょうか
4
もっと見る
やねうらねこ
うす膜に隔てられたる境界に二つの海のせめぎあふ夜
9
もっと見る
リンダ
マニキュアが乾く合間の拘束に女であるとしみじみ思う
8
もっと見る
山桃
ひそやかに緑の中の薄紅の広ごりゆけば山は騒騒
6
もっと見る
光源氏
いとせめてめぐりの春の衣手に想ひ重ねん夜のぬばたま
10
もっと見る
紫苑
草蘇鉄生ふる郷に育ちしひとと離りそはほろ苦き味とはなりぬ
7
もっと見る
薫智
真っ直ぐに進めば山あり谷ありでぶつかるけれど乗り越えてくよ
8
もっと見る
たちかわ
痛い目にあってみたくて鮮やかなペペロンチーノの鷹の爪噛む
12
もっと見る
falcon
砂浜に書く文もなくさくら貝ひとつ拾いて旅立ちたる日
13
もっと見る
藍鼠
電燈に闇はほとんど駆逐され忘れられたる夜のてざわり
19
もっと見る
じゃこ
くそ甘い練乳みたいにもったりとした声がした おねえさん来た
9
もっと見る
小夜子
ただそばにいられるだけで十分です。(だからお願い、春よ来ないで)
9
もっと見る
光源氏
あたら夜の心の月に願ふれどあはれ知るらむ花の命を
12
もっと見る
螢子
門灯の仄かな灯りに浮かびくる白き辛夷は闇の道標
13
もっと見る
芳立
少年のくさめに笑ふ少女子もくさめなす路なづなくすくす
9
もっと見る
悠々
陽をあびて土筆がすこし伸びた日の聲は明るし倅の電話
18
もっと見る
うにうに
散らばったままの夜空に散らばったままの僕等が投げるビー玉
12
もっと見る
[1]
<<
85
|
86
|
87
|
88
|
89
|
90
|
91
|
92
|
93
|
94
|
95
>>
[124]