ゆみうさのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
五人子を産みたる母へ閉じた目を開ければ明日の軽き風呂かな
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薫智
距離感がわからなくなるだんだんとくすぐったくてどうしたらいい
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ゆべし
境界のブロックをゆく肩越しを車が過ぎて圧されて揺れて
3
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ライテウ
でんわしたいなあってたまにおもうよ 国境向こうに降りやまぬ雪
4
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ゆべし
青白い少女の額に広がった砂漠を進む 柔らかの月
4
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雛
亡き彼の光の波に身をゆだねしあはせの道あゆむ決意す
7
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トノゴジラ
外国の公正信義に信頼すめでたき国は亡国へ落つ
2
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半格斎
あれもまた露の身ほどの命なり燃えて盛りのありやなしやと
7
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茂吉
風なするクレヨン跡を辿り行き目鼻も染める金の木犀
3
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栞(しおり)
体育の日だからこないだ言っていた長い名前の体位試そう
4
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つやはき
墨を磨る風のひと揺れひと揺れに見えつ隠れつ三日月の艶
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日央
萩の花 寂しき影を 思ひ侘び 山から一つ なく声ぞする
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まるえふ
納得のいかない事が一つある二つあるいや三つある・・・いや
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杏理
失効の旅券にや潜みたる 幼きサインと頬の膨らみ
2
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悠々
汚染さる米を野菜を肉魚をいのちの糧をいかにせましな
14
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たつかわ梨凰
燃ゆる朱もあらわに薄き羽根交わす蝶々のさま 刹那なる恋
5
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恣翁
静脈を 微かに浮かせ 薄光る 丸き乳房を 鷲掴みたし
17
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紫苑
ひとときの身ぬちを浸す天の川溢るるほどに君し思ほゆ
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七色コイン
本当はみんな気づいているんだよDOWNTOWNの下降線をね
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浅草大将
をみなへし尋ねさ迷ふすすき野に我を招くはただ枯れ尾花
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