あそびくものお気に入りの歌一覧
悠々
みづからのこころに歌の涸れたるは盜む泉の恥をおもはず
12
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三嶋
ストーブの音と重なるヴィヴァルディ 若者は ひとつ さよならを知る
7
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詠み人知らず
いにしへのひとのかしこさみにしみる遇うは別れのはじまりしかと
4
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詠み人知らず
行き先も告げず去る君追いかけず逃げてゆく愛春風まかせ
4
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山本左足
ジャンル分けされないままの感情がごちゃごちゃ並ぶぼくの本棚
20
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まるたまる
ナルシスに手を跳ねられて我は我孤独の血反吐に汚れて生きる
7
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風蘭
嵐吹く音がニガテな耳に当てふさぐ大きな温い手のひら
8
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風橋 平
震災を割れずこらえた皿たちに選ぶ菜の花色のスポンジ
11
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元円
街角に来もせぬ人を待つように桜一輪寒空に咲く
9
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風蘭
やらないで済むならやらず済ませたいでもやらないと、やりたくないな
5
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いちにのパッパ
一歳のペースで歩む日向みち買いものなどは忘れようかな
3
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みやこうまし
白梅の瞬くごとく輝けり夕日のおちて闇迫るきわ
13
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みやこうまし
近づけば官女の如き御所の梅頬赤らめて頭を垂れぬ
11
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浅草大将
東京へふた夜の旅ははるかなり急行さつま鹿児島を出づ
12
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風蘭
自慢げにネタの宝庫のヨメでして微笑ましいがうとましくもある
4
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れい
唐突に切られた電話「ツーツー」とループしている私の耳で
6
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七色コイン
格好が気になるけれど本当は、気にしたくない僕が居るから
11
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詠み人知らず
冷凍庫に君への想いしまっても扉を開ければ溶けだしてくる
4
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ふきのとう
春半ばなごり雪の舞う朝は愁えおびて別れの予感
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宮岡絵美
静かなる時間がそっと降りてくる机の上の書きかけの詩に
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