秋日好のお気に入りの歌一覧
舞
のぼり行く清し奥入瀬紅葉の開きて白き十和田の湖見ゆ
11
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恣翁
陽を吸ひて 居眠りすがに垂るる穂の 稲の甘き香 耳を包みぬ
15
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詠み人知らず
待ちわびて溜め息ひとつ零せれば金木犀が切なく匂う
24
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リクシアナ
枯れ色の風は木の葉をわたりゆき君なき秋も十指にあまり
27
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恣翁
径埋む松葉の挿頭に 松茸の香の仄立ちて 露結ぶらし
21
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林林
林檎の木たわわに実り香しく鈍色の空に命の光る
28
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月虹
さらさらと零れてゆきぬ時の砂幸も不幸も止められぬもの
128
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灰色猫
やっとふたり同じ気持ちになれたのに同じ夜空で輝けたのに
18
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灰色猫
抱えきれぬ淋しさのなかもし君がひとりきりならこの手を取って
21
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灰色猫
千年後何万年後何度でも生まれ変わって巡り逢おうね
23
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灰色猫
いくつもの時空を越えて巡り会う同じ星座の元に生まれて
23
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へし切
白萩の身を知る雨に咲き濡れて君が若死し吾を老いしむ
22
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舞
前後ろ母子三人ママチャリに顔は見えぬも笑み語らいつ
11
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詠み人知らず
人の恋羨んだとて仕方ない 秋桜畑に夕陽が燃ゆる
24
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林林
もう一歩進めなかった理由辿り逃げ癖の根を今断ち切らん
23
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矢車菊
七歳のきみの心で理解する別れに優し花の便箋
26
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矢車菊
振り向けば夢はまぼろし いちめんのコスモス畑 手を振るばかり
20
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矢車菊
記憶には残らないかもしれぬ日の秋空高く万国旗、咲け
29
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灰色猫
わたくしが修羅であるなら火となってあなたを焦がしてしまうのだろう
15
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灰色猫
するめいかコンロで炙ると海という青い香りが広がるのです
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