詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
味付けの基本はやはり「さしすせそ」子供を伸ばす基本もやはり
24
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石川順一
暗すぎる午前の予感は雨なのか長い胡瓜を食べられもせず
13
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inosann
「座敷わらし」ならぬ「座敷ばっかし」と吾 冗談めかしに笑いを誘う
18
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林林
「行ッテコイ。帰ル頃ニハ味滲ミル。」煮物の鍋に背中を押され
32
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まあさ
久々に ひんやり心地 よい朝の 空へと響く 鳥たちの声
18
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舞
夜祭りのおみな浴衣着襟足の白きうなじの艶に美し
10
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中野美雄
鳴き出づる邯鄲の明けてくる夜のひとつ星かもきみの恋ほしき
11
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び わ
そよそよと秋明菊の緑の葉もうすぐ秋と顔を覗かせ
9
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灰色猫
ずぶ濡れの家路に注ぐ雨粒が泣いてもいいよと頬を流れる
19
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灰色猫
失読症読めないままに増えてゆく本よいつかは私の糧に
14
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灰色猫
憧れた夢を数える満ちたもの満ちなかったもの忘れないよう
13
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灰色猫
白色も心の黒も詠みたくてボーダーラインの灰色猫に
18
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石川順一
パブロンで熱を治した晩秋に文化展示を見に行けぬ我
10
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夢士
突然の雨にびしょぬれママ走るビニールホロの乳母車おし
14
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石川順一
快晴の青空カップヌードルと御飯を混ぜて食べて居る時
9
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千映
涼しくて申し訳ない気持ちある八月二日午後十一時
9
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まあさ
初めての 遠近両用 眼鏡かけ 終活について 考える午後
17
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石川順一
露草がびっしり生える沿線を我は失う四面楚歌かな
8
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へし切
大雨のひとつ所に降り頻けばあふるる水に沈む街角
17
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夢士
北窓に吹き入る風の冷たさや鳴くを忘れし夏蝉いずこ
11
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