文麿のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
在りし日の面影映す くれないの花にふるらむ優しき光
21
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恵
君の手が冷たすぎるから両頬を包んでいいよ温もりあげる
19
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詠み人知らず
桃の花 菜の花 生けた水盤にふれてやわらぐ風のそよめき
14
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詠み人知らず
咲き初めし紅匂ふ桃の花 雛に色へて節句を待ちぬ
19
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ふきのとう
引っ越しする友見送りて泣きじゃくる幼の髪に小ぬか雨降る
13
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あき
2回目のあの人からの着信もわざと無視して眠る火曜日
16
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まぽりん
ひとへにも思ひつつみし恋衣 解きしや梅の花ほころぶる
26
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まぽりん
うぐひすの来鳴きとよもす梅が枝にいたくな降りそ宵の春雨
27
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光源氏
君待てど風にふるへし梅の花いとうぐひすのこゑもかなしき
19
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知久
心とは複雑怪奇の迷宮か地図もなき我立ち竦みたり
5
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詠み人知らず
死について怖れを知った夜の闇 ぼんぼり鈍く読経の響く
24
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詠み人知らず
僕の声は音速で君に届くのに 呉れる返事はカタツムリ並み
19
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浅草大将
少女への一歩を踏めりをさな児は赤き鼻緒の足駄目ばゆく
12
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あまおう
夜ごと欠く月の量だけ野に山にきみに舞い降る春は羽衣
25
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夏恋
離れたくないと思えたのならば幸せだったね高校生活
17
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桜園
杉花粉今年は飛散の多からむ桃は咲きねど匂いも嗅げぬ
21
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桜園
吊し雛飾りる店に足とめて亡母に似し面の雛様見つく
22
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もなca
春の陽に隠す小さな寂しさを知ってしずかに揺れる菜の花
22
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紫苑
やうやくに合格したとわかうどのこゑ勢みゐる荏柄天神
13
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紫苑
「後悔はしない」と歌ふ小雀のひとよ渡りし羽のぼろぼろ
12
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