ころすけのお気に入りの歌一覧
山本克夫
昨夜言い過ぎたことが漂うだけの水槽に放つ朝色の魚
5
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杏子
捨てられし キャラメルの空 覆いたる黄砂 吹き荒れ 沈黙の春
12
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北の民
東北の桜の開花は四月です色の移ろい楽しみに待つ
7
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やねうらねこ
ひんやりとひたひをなぞるきみの手に火照り吸はせて夢にまどろむ
6
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やねうらねこ
ふたりきりひそむ小部屋にかりそめの生と死をへて眠るひととき
11
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トーヤ
スイーツとパスタの店で花咲かすガールズトークがBGMに
5
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只野ハル
わざと見た時計で測る恋心繋ぎ止めおくカクテルふたつ
7
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詠み人知らず
川島の櫻並木をながむれば川面に映る花ぞ愛しき
8
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山桃
いにしえの紫なして沈む夜は遙かより来し風の渡りなむ
7
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四季野 遊
君を知り無邪気に恋していた頃のしきの あそぶに戻りたい夜
6
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詩月恵
春荒の夜がわたしに寄り添って包んでくれる眠りにつくまで
9
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垂々
持つ者と持たざる者を選り分けて着色をする神の絵手紙
7
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音波
陽光が穏やかに降る窓際で抱き合うだけが愛じゃなかった
4
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紫苑
春雷の静もりゆけば横ざまに転がるヒールをそつと起こせり
13
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恣翁
勇退を 勸めし人の 説明で 腹が脹れて 酸きもの上がる
21
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やねうらねこ
抱きしめて胸のふるへをおし殺す影やはらかに重なりしあと
9
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螢子
春嵐春雷携え吹き荒れる雨も加わり三重奏かな
8
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芳立
きらめきの水のわたりに漕ぐ袖のひちぬや月のしづくこぼれて
9
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光源氏
とこしへに春を待ちたる砂時計余りの心知るよしもなく
21
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まるたまる
感ずるを感ずるままに詠めば歌 学者も主婦もサラリーマンも
4
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