ななかまどのお気に入りの歌一覧
兎桃
燠を察て焚き付け重ね気道とるころさぬように火の息をよむ
3
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恣翁
竹林を 冷たく青に光らせて 忘れ降り頻く春霙かな
17
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滝川昌之
今君はアンダーパスの底にいる昇るしかない光目指して
22
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ハジメ
愛を少なめにありふれた親切を少し多めに運命と向き合う
2
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美生子
何気なく描いた祖父の似顏絵は鼻の穴だけ不思議とリアル
12
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朝野沙耶
たくさんの一人称があるなかで選ばれた「ぼく」凪のほほえみ
10
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横井 信
強風に押し戻されてゆっくりと川の向こうを目指して歩く
12
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継海
ついさっき綺麗な髪と言ったのに洗面に落つそれは嫌って
3
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うすべに
冬はまた咲いたはなびら縮ませる 立待月の影の青さに
10
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茂作
嘘でいい分かつてゐたよ最初から だからだめだよ終はりにしたら
12
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舞
胸のおく 小石いくつか ふれる音 目覚めて闇に 老いの夜かな
9
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ソラシド
一言の受取り方で変わるのだ心の波紋蝶のはばたき
6
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兎桃
昼餉まえ布教の二人訪るに吾は密教の信者と応う
3
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滝川昌之
檻なのか草原なのか生き方を選ぶは自分一匹として
22
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ハジメ
始点と終点繋ぐ糸あり結末は意外とあっけなく
2
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朝野沙耶
嘘でした最初の出会いから全て だからいいんだ終わりにしても
11
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睡密堂
刃のように研ぎ澄まされていくこころ東雲の空春まだ浅し
9
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仙人の弟子
見上げれば雨降りつける山寺の木魚の音に霧立ち込める
5
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うすべに
降りやまぬ雨のしずくにひとりごと 追えばよかったあの人の傘
16
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横井 信
窓際に静かに咲いた紅梅の春の香りに集まるメジロ
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