詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
風花
スヌーズに食い潰されて時間なき朝見失うラップの端っこ
19
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灰色猫
人間が 人間である おろかさに 優しいキスを ひとつ贈ろう
48
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詠み人知らず
ふと浮かぶ粋なフレーズすぐ忘れ 絞りだすのは ちんぷの極致
11
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舞
柵の中老いたライオン背を正し遠い夕陽を眺め佇む
21
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林林
息切らし遊び疲れた子どもたち躑躅の蜜を吸いに集まる
20
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詠み人知らず
旅などと浮かれたことではありません ただ自宅へと帰るだけです
12
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へし切
お願いと道行く人に手をふりつこの機ばかりにつくろふ笑顔
20
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夢士
外は晴れ内は曇りの雨模様葉桜のなか花水木咲く
11
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あまおう
幸福で満たされたこと無いけれど 誤解が解けたような青空
30
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夢士
園の庭手を振る子らにありがとうかける二票の重み数えつ
7
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林林
蒲公英の綿毛を吹いて飛ばす子らどこで咲くかと空を仰いで
15
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詠み人知らず
分からない未来を恐れず歩き出せ過去が背中を押してくれるから
17
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詠み人知らず
帰宅まえセブンで欲しいものあるか? たずねていたね 小さなきみに
14
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舞
つまらない顔になったと来し方を鏡の吾れが問いかけてくる
11
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秋日好
巳年のひとまわり若い同性が異性と共に重機使って
8
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夢士
夕にまた襷の色の変わりけり人の流れや引き潮のごと
9
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夢士
駅前の雑踏の朝たすき掛け道行く人の脚は駆け足
11
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へし切
街角の横断歩道に立ち居れば 鴉がちょこちょこ 渡るをみとむ
20
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詠伝
年若い高学歴に囲まれて擡げる不安を頚椎で持つ
9
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ながさき
法華経で 女人成仏 許される 竜女の成仏 前代未聞
16
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