詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
煩悩
きみはもう英字新聞ぼくはもうめをほそめてもほどけない糸
7
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己利善慮鬼
心とか、心とか、そう、心とか、捨てたいものが多い年末
10
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高松 蓮
時代かな しまう看板 寂しくて 言葉が出ない 見守りの店
10
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コタロー
一年の嫌なこと全部忘れ去り白紙に描く夢と希望と
8
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コタロー
青空を飛行機雲が伸びてゆく落ちることなく上昇しつつ
8
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コタロー
公園の草むらの中母と子が同じ高さで何か見てゐる
11
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詠み人知らず
年の瀬に みかんと炬燵の罠ハマり 灯籠の火を雪見だいふく
7
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水月
片恋は刹那の夢と揺れる月沈める想い笑顔でさよなら
10
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詠み人知らず
冬の夜の雪の足音 耳すまし あちらこちらに 宿る旅路か
9
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詠み人知らず
「雪の日さ くうアイスてよ うめぇずね!」「それ真理だず」「んだんだわがる」
9
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詠み人知らず
君と僕 違うことすら愛おしい 一緒じゃなくても それが嬉しい
12
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詠み人知らず
柚の皮 煮立てて砂糖菓子の色 山吹の花 目蓋の裏咲く
7
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千映
本年の目標にしてた「おひとりさま」言葉だけがひとりで歩いた
11
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滝川昌之
若松を門に結んで福を待つ身の丈ほどの小さな福を
26
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へし切
見ることも声さへ聞けぬ君なれど生きているんだ僕のこころに
25
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千映
大原女のお婆の頭上佃煮は年期の入った風呂敷似合う
8
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千映
腕時計電池が切れたと母いうて入れても計算通り動けぬ
9
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工藤吉生
「品性がない」と聞こえて自動的に首からグンと振り向いていた
7
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千映
玄関を正月モードにしつらえて母の髪切りお節の支度
12
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石川順一
父親と同じ名前を持つ作家首塚の上のアドバルーンとふ
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