ラベンダーのお気に入りの歌一覧
灰色猫
挽歌へと変わってしまうイマジンが流れつづける野戦病院
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灰色猫
誰からも愛でられずとも懸命に自分の色を花は生きおり
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関山里桜
君と行く寒夜の街は満天の星みな聚め尽くせるごとし
11
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詠み人知らず
忍ぶれば 苦しきゆへに拙くも 言葉つむぎて君に伝へむ
15
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詠み人知らず
即席めん カップが主流にてあるも コスパ思へば袋にかあらむ
8
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詠み人知らず
黄昏に 光るルージュの仄震ひ もどかしかりけり 吾掠はなも
14
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詠み人知らず
目を細め 微かに掠れし息吐きて 君が囁く魔法の言葉
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び わ
秋の月枯れ染む木々に薄明かり地の底をはう虫たちのこえ
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半格斎
雨上がり鴉の声も枯れ枯れに 寒さ増すなり初秋のころ
24
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舞
新妻と呼びてや時の過ぎてゆくその手の料理今日も食みつつ
11
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明星
犬友にお名前聞くもまた忘れ聞くことこそが社交なりけり
4
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明星
夕飯のできるころには肩痛み盛り付け頼み心はかろき
4
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明星
夜の圍碁黒白黒と順々に努力が實るその時の來る
6
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秋日好
石臼にふらつく杵を打ち込みて境内はっぴの子供で溢れ
17
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大上
窓越して注ぐ朝日は曉の薄ら寒さにゆると染み入る
11
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秋日好
垂れ下がる藤鞘和毛たくわえて何故か砂漠の駱駝の手触り
13
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詠み人知らず
ひらひらとバケツの中を泳いでる 枝豆の腹 そっと捕まえ
8
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inosann
艱難の大なり小なりあるけれど乗り越えてこそ今があるなり
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千映
孤独死や孤食 孤立と孤の文字がつく先々に寂しさがある
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藍鼠
ひび割れた点字ブロックのその先にオズの国などありはしないと
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