詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
悠々
はつかしき日々をかさねて迎へたる 古稀といふ朝ただ有り難し
34
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葱りんと
列島の其処此処にいる詠み人が 織る花景色 色香に遊ぶ
15
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月虹
惨敗の悔し涙よ星になれ今日よりもっと煌めく為に
61
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林林
父もまた心に穴が空いたまま夏野菜の苗買い求めをり
22
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へし切
陽炎の春の名残りの夢見草 散り交ひ曇れ老いらくの夢
23
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詠み人知らず
甘たるく味付けすれば蟻が寄り 辛い事実に 人は去りゆく
16
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ながさき
釈尊の 乳母が最初の 弟子となり 「一切衆生 喜見如来」、と
19
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詠伝
女子会の赤裸々トークに墓場まで持ってく秘密が増えてしまった
16
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林林
柔らかな若葉日差しに透きとおりそよぐ風浴びゆっくり育つ
12
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秋日好
望まれた穀雨が次第に遠ざかり紫に翳る空の不思議さ
13
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舞
彼の人の好むと聞きし野の花を写しつのたり葬儀へとゆく
11
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詠み人知らず
君のため涙のときは月になり疲れしときは草になる
20
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あまおう
気のせいか 葉っぱが大きくなったかな 気のせいだよな やっぱ、気のせい
21
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林林
お墓にて母のお骨が納められ蓋閉ざされるお線香焚く
12
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林林
四十九日発つ前母の好きだった讃佛偈というお経をあげて
11
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夢士
うたのわの言の葉紡ぐ人と人三十一文字の蜘蛛の糸かな
18
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夢士
道端の蒲公英ひとつ風にゆれ綿毛ふわふわ風に舞ひゆく
16
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風花
グラウンド通せんぼするぎこちなく柵に貼られた泳がぬまごい
11
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詠み人知らず
木の芽など買ってることが意味不明 父の庭には 売るほどあった
10
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詠み人知らず
違う道選んでしまったあの日から二人の隙間拡がるばかり
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