ころすけのお気に入りの歌一覧
ほたる
忘れ得ぬあの日のワインの空き瓶の悲しい色よ その深緑
14
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紫苑
むらさきの切子の瓶を日に透かしリラのかをりに巴里を偲びぬ
18
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紫苑
うつし世の絲まじはるは天のわざとひとのわざとが交叉するとき
10
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芳立
花見酒さましの水をもとむれば釣瓶にくめる月のさかづき
15
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薫智
暖かな家族の絆見せられてその繋がりに和んでいます
9
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悠々
空き瓶を拾い集めし少年の夏は溶けゆくアイスキャンディー
17
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まるたまる
感情を剥き出す恋はできないのだけどあなたの事が大好き
7
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まるたまる
透明な線で繋がるホットライン心と心聞く糸電話
5
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まるたまる
音を立てぴしゃりとドアを閉めたのに だれかの胸で一分だけ泣く
32
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まるたまる
ゆるやかに落ちる花びら一つあり どうやらそれは私の心
16
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垂々
詳しくは御取扱説明書を參照のこと「私について」
9
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詠み人知らず
體調惡し友に持ちてゆく手作りのケーキが匂ふ手さげ袋に
6
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リンダ
五回目の桜の季節を迎えても寄り添うだけで握る手はなし
5
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光源氏
仄暗し月の光の花の影闇をいだきてしみる春風
18
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垂々
悲しみを濾過して濾過して水にした 無色透明のサヨナラ言えた
13
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光源氏
あはれしばし後のかなしさ思ふれば花の手向けのしづむ八重山
12
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リンダ
わたくしの名前の中に糸ありてどなたの糸と繋がってるの
8
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リンダ
振り返りあとがきのように整然と終わった恋を語る人あり
13
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詠み人知らず
うららかに晴れた春の日櫻木のめじろのつがひに名をつけて呼ぶ
11
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詠み人知らず
重なりて朽つるを待つか山茶花の日に日に土の色となりゆく
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