詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
南美帆
片耳のとれた子犬を偏愛す完璧なものなんていらない
4
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南美帆
人の世は川面に浮かぶうたかたの寄りて離れて流れゆくさま
8
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詠み人知らず
がつがつと仕事ばかりを取り込んで いのち削るのもう止めちゃった
12
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詠み人知らず
割り箸で土佐の高知の柚子胡椒 ちびりと舐めて水烏賊を食む
15
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紫草
冷えびえと凍てつく夜にのら猫は月の兎にもの言うごとし
20
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南美帆
白銀を直滑降で加速する我の心のありかを見つめ
7
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ゆうくん
春願う 指輪にかえて その指に 結ぶ温もり 冬の手のひら
3
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みなま
あの人の歌書き写す手も止まり明るい声を想うテーブル
9
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へし切
夕されば米磨ぐ水の冷たきにふと思い出づ妹が霜焼け
30
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inosann
雲間よりわずかに覗くお日様の微笑んでみえ 底冷えする朝
12
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舞
夜汽車ゆく声哀しげに降りしきる雪の底から我に泣けとや
8
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詠み人知らず
豆乳にトマトを煮込みほの紅く 春を呼ぶ色 クリームパスタ
4
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みなま
ネガティブも そう、歌ならね、何事も昇華できる、と魔法かけらる
9
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島井うみ
ヒトはさみしさで死んじゃダメらしい屋上はどこも締め切られている
21
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詠み人知らず
君もまた愛すと聞きてうれしかり米と麴の醸せる甘露
4
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五穀米
人生の始めの運の良し悪し確かにありぬそれは星なれ
1
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詠伝
デザートは私の分も召し上がれその舌がもっとあまくなるよう
8
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詠伝
敗因が惚れた弱みのわたしなら負けるが勝ちの恋戦たれ
14
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へし切
酒を飲み煙草吹かせば成人と勘違いした青き春かな
20
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詠み人知らず
はにかんで書いて論じて輝いた ペンネームの裏 貴女を捜す
6
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