詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
片栗粉
空となる薬のビンを見つめおり病の在りか心と思えり
6
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日向猫
頼らないしがみつかない生き方と助け合いとはまた別のこと
30
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ゆうくん
墨染めの 龍棲むといふ 大空は 冬は鯨の海に似合いて
2
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デラモルテ
冴え冴えし眞冬の夜の月隱す棚引く雲の白く透かして
17
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詠み人知らず
鳥ささ身もりもり食べて肉つけて きっと貴方に復讐するね
10
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みなま
笑い泣き猛り眠れるキミのかお見守ってるよ サクラサクまで
9
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片井俊二
すれ違う駅へと向かう学生は冬の寒さに緊張残し
6
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舞
トボトボと家路をたどる千鳥足帰巣本能妻のもとへと
9
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紫草
裸木なる大手ひろげた大銀杏ふくら雀は肋骨のあたり
19
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イマココ
いつのまに 拓けた未来を描き居り 塀の中での幻想なのに
3
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イマココ
陰鬱な 北陸の冬の空のごと 吾の心も雪と消え欲し
3
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inosann
売り上げの下降歯止める定年と思えば楽し一年半か
9
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紹益
この中で 次に逝くのは 誰だろう 告別式で つらつら思う
15
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朝がお
ゆらりゆら紙飛行機は風まかせたどり着くやら北風さやに
10
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みやこうまし
生きる意味追いて求める求道僧 人並みに待つ春の訪れ
12
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へし切
空蝉の命の名残り惜しむがに老樹の肌に摑まり留む
19
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詠み人知らず
強風にレンガの壁の崩れるを 三匹の子豚教訓いかに
6
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詠み人知らず
闇に居り脱け出したいと願いつつ 破滅の文字がちらちら見える
9
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みなま
ボサノバのシンコペーション刻むときギターとあたしひとつになるの
9
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紫草
ただそうかそうかそうだったのかと思いつつ一日終える冬の日のあり
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