詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
川に来て水きりすれば遠き日のあこがれの子のフォームで投げる
8
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コタロー
春めゐて農夫の動き忙しなく田圃に烟る焚火の烟
8
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詠み人知らず
手術まへ売店へ買ひもの指示されても患者本人しか他に人手なく
8
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アガサ
春來るといふのに 日々は氣塞ぎの 報道ばかり この世され節
5
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舞
その辺で気まぐれに買う安菓子に華やぐ妻の頬桜色
16
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詠み人知らず
夢で見たタチツボスミレの群生は斜面に隠され潮香の離宮に
6
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詠み人知らず
スーパーの生花売場のスミレ鉢野辺と別れて郷愁を咲く
13
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秋日好
光る君古都の梅が枝琴弾けば言の葉もなく花散りしきる
17
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幸子
生けるもの全ての期待背負い来てこの日とうとう春が気を吐く
8
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横井 信
置き去りの 冷めた珈琲 そのままに 朝のなごりを 引きずっている
18
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河のほとり
花よりも夢路はかなきうたた寝の醒めて君亡き春の夕暮れ
20
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コタロー
無殘やな花ごと散りぬ寒椿人も通らぬ長い坂道
6
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コタロー
山寺の竹林風に搖れながら鵯一羽矢になり入る
6
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コタロー
野佛は前掛頭巾被りつつ誰が活けたか花に喜ぶ
4
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へし切
世の中に宮仕ふひとの勤めとて命にかえるもののあるかは
22
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滝川昌之
「干し芋」をお返しにする現実に君と歩いた年月がある
18
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夕夏
ふきみそもじかんたつほどうまくなりあぶらっこいおかずにぴったり
5
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灰色猫
春でした桜色した封筒の中で舞い散る旅立ちでした
21
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あゆか
ばあちゃんのデイサービスを見学す本日は逆授業参観
12
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アガサ
明けやらぬ 空には月が しみじみと 昨日の愁い 湛えたままに
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