まぽりんのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
千夜見るはかなき夢はあだし野に露と消ゆべき一期と思ふ
2
もっと見る
桜園
われ書きし作品評が載せられて嬉しく幾度もみつめておりぬ
27
もっと見る
知久
後朝の文を待ち侘び独り寝の床で指先見つめ躊躇ふ
3
もっと見る
鍬乃呑
窓隔て寝そべる背中焼く陽射し味わいながら本を読んでる
2
もっと見る
竜胆
私だけを一途に想う男ほど 好きになれない女の怪奇
5
もっと見る
ゆうくん
銀杏降る 川を彩る 残雪が 冬の海への 道を描いて
3
もっと見る
ふきのとう
懸命に舞台で歌う園児らの澄みたる声は心に響く
8
もっと見る
コーラ
九九なんて簡単だよって言いながら頭の中で6ずつ足してる
11
もっと見る
詠み人知らず
売り子押すワゴン悲しき雪国の 窓の外には底なしの白
21
もっと見る
偽嫁
中年になった娘よ老親をパパよママよと呼ぶな恥ずかし
16
もっと見る
花柊
枯れ枝の 揺れる気配に 陽だまりの 温さをさらう 風よ止まんかな
1
もっと見る
芳立
戦ひに明け暮れてなほぬばたまの夜を失くした街をさまよふ
6
もっと見る
おちふう
「そんなこと、どうして最後に言うのです。愛していた、と。貴方は狡い。」
9
もっと見る
いちにのパッパ
クリスマス前のサンタの品物は厳重管理で押入れの奥
12
もっと見る
金魚藻
先人は短歌を心なりと云ふ案内なければ立ち盡くす宵
16
もっと見る
紫苑
鬼萩の猛きはだえに凝りけり過ぐるひとよをふる雪のこゑ
8
もっと見る
南 骸骨
玄関の折り畳まれた車椅子潰れたタイヤは今もそのまま
5
もっと見る
詠み人知らず
目覚めたら君が隣でまだ寝てる 恐ろしいほど仕合わせなとき
12
もっと見る
横雲
世はなべて色失ひし寒さかな熊ならずともこもりたき日よ
5
もっと見る
もなca
朝の陽に髪光らせて自転車をこぐ女学生の吐く息白し
9
もっと見る
[1]
<<
804
|
805
|
806
|
807
|
808
|
809
|
810
|
811
|
812
|
813
|
814
>>
[826]