詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
kingface
山なみの墨絵のごとく連なれば紅染まる夏の夕暮れ
5
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kingface
華やかな大輪仕掛け見られねどドンと聞ゆる花火響きし
4
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吉野 鮎
鎧めく硬き鱗に覆はれた生きた化石の遙かな悠久
10
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吉野 鮎
友の名を呼ぶごと恐龍學名を流暢に言ふ五歳兒をのこ
11
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ガイトさん
水溜りがハートマークに見えたから今日こそ君に告白をする
6
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夢士
「立秋」の文字は暦をかえゆくもビルの谷間や熱風走る
15
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び わ
愛用のギター壊れて廃棄する君の涙か雨音きこゆ
9
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中野美雄
皓々と照れる月よみ波響動む 逝きにしきみを照らせりとほき夜
7
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中野美雄
海鳴り響動み 黒みゆく海桐実を 照らしうすれゆく ありあけの月
8
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舞
夏色の少女に似合うワンピースひょろり手足の黒の健やか
12
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恣翁
暁の 見渡す限りの水芙蓉 なだらかに 蕾解けたりけり
18
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詠み人知らず
愛しくて 名を見つめては胸焦がし 文開きては胸つまらせたり
19
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詠み人知らず
彩雲が清けき月に照らされて 天女の羽衣たなびくめり
11
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詠み人知らず
無理だとか駄目ですなんて言いたくない 限界なんてまだまだ先だ
15
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詠み人知らず
誠にて懐深き滝の音は 萎るる子猿に活力与へり
9
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詠み人知らず
険しかり 古語連山の訳の山 吾頂上まで辿り着けるや
13
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inosann
しばしの間くるまのシートにもたれれば峡ふく風が袖を揺らしぬ
21
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大野 冨士子
急激に全部かなしくなったとき屁をこき腹を叩いて笑う
33
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中野美雄
波響動む切岸に黒む海桐実のましろに咲ける夏過ぎぬれば
5
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沙久
長いとも言えるし短いとも言えるあまたのお歌に幸あるように
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