詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
校庭も砂場も狭くなっていた 四半世紀の時の魔法で
27
もっと見る
詠み人知らず
人ごみに混ざってふわり運ばれて 迷子になれる金曜の夜
20
もっと見る
inosann
綱先の犬のマークに水かける飼い主さんが朝陽にひかる
11
もっと見る
小林道憲
世を憂う心はあれど涙のみ 夜更けに雨の音を聞きつつ
26
もっと見る
へし切
うぐひすの鳴くや三月の梅の花憂目と思へど恋もするかな
22
もっと見る
詠み人知らず
みづからのあしではじめて立てる日によろこびわらふをさなごあはれ
5
もっと見る
紫草
やりきれぬ夜の静寂をこの猫はひらりと跨ぐ日付変わるも
20
もっと見る
ゆうくん
弥生には 街に光りの 色が降る 君歩く道 野には菜の花
2
もっと見る
ゆうくん
野苺の 赤いかんざし 緑葉の 風の一つを 君のティアラへ
2
もっと見る
紫苑
人影の絶えてひさしき玻璃まどの連絡通路に月光の棲む
24
もっと見る
詠み人知らず
頭からディリートしたい人生の気付いてしまった新展開を
7
もっと見る
葉月きらら☆
今どこを走っているかも分からずに降り口さえも決めかねていて
15
もっと見る
詠み人知らず
「行きます」と笑顔で返事できぬのは妻失格の顕れならむ
7
もっと見る
詠み人知らず
「頑張る」の台詞は嘘じゃないけれど我慢出来ない寂しさは、ねぇ。
1
もっと見る
へし切
いたずらに歳こそかさね役を得るつたなきものと知る由もなく
17
もっと見る
葉月きらら☆
私だけ知ってる彼と私だけ知らない彼がいると言うこと
19
もっと見る
みやこうまし
しみじみと今日降る雨に籠りたる梅を咲かせる春の蠢動
25
もっと見る
へし切
ゆるゆると春意動きて梅の花ひとつふたつとほころび香る
23
もっと見る
inosann
おぼろげな通学バスに飛び乗りし幼馴染の急き切る息の香
10
もっと見る
詠み人知らず
付箋紙に場所を書いてる貼っている メールはしない七時に待つわ
16
もっと見る
[1]
<<
782
|
783
|
784
|
785
|
786
|
787
|
788
|
789
|
790
|
791
|
792
>>
[882]