沙羅のお気に入りの歌一覧
光源氏
ほととぎすなほつのりゆくしのぶ山たえだえ殘る袖のうつり香
21
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浅草大将
夏暮れて今宵は月をきよみ潟秋をまつにぞ風もすずしき
18
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ゆびきゅ
愛の名の山の高さに気づかぬよう 稜線を消す霧をかぶせて
29
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紫苑
月の香や身ぬちにしろき波立たばひとしく夜の女王の子ら
18
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ゆき
夢費えて せめて夢でもと 夢を見る 夢で見たのは 夢のまた夢
8
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芳立
たちばなは色もしられぬむらさきのゆかり幾そに君や染みたる
13
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まるたまる
建物の向こうを現在進行中眠る私を照らして月は
13
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芳立
こころざし深く染めたるからころもたちばなかれてしのぶもぢずり
11
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加祢
目の見へでより細やかに奏でらる見たこともなき荒城の月
24
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島祝
烏羽玉のやみの憂夜は身をゆひし縁の糸のたふときをしる
15
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薫智
嬉しいな二匹揃って箱座り見たから今日はいい日認定
14
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紫水大夫
一品と言の葉添へてきみを祝く、ふたりのみなり、ささやかなる夜
17
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銀ねず
地下鉄に揺られしままに通信の途絶ゆることも危機にあらずや
4
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芳立
雨まだき秋のきざしとふる朝にわが夏を生く蝉のひた鳴き
15
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光源氏
有り明けの月を見渡す筑紫路の琴鳴りひびく幽玄の風
15
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螢子
君と見た夢は儚きシャボン玉トパーズ色の風に吹かれて
24
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光源氏
此の岸によろづの歎き餘りたる渡らふ月に心明かせど
15
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光源氏
將門の魂はさまよふ今もなほ土の御門のちからおよばず
12
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まるたまる
小船には少しの人しか乗れぬから私は乗れぬ女人であるし
14
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浅草大将
夏ごろも偏へに秋をまつの間に洩る月影のいつか涼しき
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