滝川昌之のお気に入りの歌一覧
河のほとり
寝覚むれどなぐさめもなき夜の闇に夢と共にも消ぬる身もがな
11
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河のほとり
帰るさの川辺すずしき夕暮れに風と波とをともなひて行く
10
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河のほとり
行く末の野山のはてのいづこにか悲しきことの聞こえ来ざらむ
10
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名鈴
澪標 立たぬ難波の 淀みにも いつしか適ふ 筋ぞ見ゆらむ
14
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河のほとり
憂きことを世に聞くよりも奥山のあらしの声をいとふものかは
8
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ななかまど
サロベツの地平を染めて咲く音のエゾカンゾウの夏を呼ぶこえ
14
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び わ
お父さん僕らの新居みていって息子夫婦の晴れやか笑顔
4
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さいおん
夜籠りに 渡る人々 舵絶へず 訪ふあとに 夜ぞ明けにける
8
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岩本菫
やめてください母よ過干渉はあなたが思うより健康です
2
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岩本菫
おはようからおやすみまで君想う我の一日君であふれる
3
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岩本菫
君が言う「色んなことから自由であればいい」と君がめっちゃすき
2
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横井 信
ゆっくりと暑さに慣らす六月の木陰に休む働く車
8
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詠み人知らず
人混みを 避けては通れぬ 浪速道 軽く買い物 早足で帰る
3
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葭堂
首上げて 玉汗を拭く 長崎の坂 見える百日紅は興福寺
1
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うすべに
人形に息ふきかけてきみのこと お願いしますと茅の輪をくぐる
11
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草木藍
風のよに飛んで行きたやヒメジオンふるふる揺れて風に憧れ
4
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夕桐
夢うつつ走馬燈のごと飛鳥船 茜さす雲カクテル染めなむ
3
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千葉 甫
言われればそのような人が居たことの記憶の還ってくるゆっくりと
3
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綴迷停
落ちてきた星の欠片が突き刺さり心に痛み感じた夜に
2
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詠み人知らず
薄着した 抱きしめ感ず 筋肉に 湿る汗と香 無駄のない細さ
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