詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
吾が宿の君なきあとの梅の花にほふ春べはわびしかりけり
24
もっと見る
滝川昌之
竹林が春の合図と促せばまだ歌えずに逃げるウグイス
21
もっと見る
夕夏
ひよどりがあかいつばきのはなぞのにたわむれあそぶあさのひととき
4
もっと見る
コタロー
紅白の梅が仄かに混じりつつ一樹の枝にちらほら咲きぬ
6
もっと見る
コタロー
春雨やいつもは騷ぐ鴉等が二羽で仲良く囁ゐてゐる
4
もっと見る
コタロー
春雨や下校兒童が青い傘クルクル廻し一人で歸る
5
もっと見る
幸子
公園のベンチの材になりし木もほのかに笑みて見ゆる春の日
15
もっと見る
藍子
乙女なら恥じらう恋を謳歌するそんな時代も有ったと苦笑
17
もっと見る
アガサ
人をして浮かれ酔わしむ桜花 はよう咲け散れいづれも可なり
5
もっと見る
詠み人知らず
主治医には入院延長ことわった 腫瘍マーカーまた上がっても
10
もっと見る
光源氏
来ぬ人を待つは苦しき明石潟浦見の松のさびしかるらむ
19
もっと見る
アガサ
水を得て魚となりし日は去りて 陵の魚は朝菜摘むらん
5
もっと見る
アガサ
山里に種蒔く途を選びしは 今世に叛く狼煙でしょうか
10
もっと見る
舞
懐かしの遥かな街の花便り思い出させる君恋す日々
8
もっと見る
び わ
くんし欄おおきなつぼみ葉にかくしぱっと開花し脅すつもりか
5
もっと見る
月虹
春告げる風が背中を押したから今日もあなたに逢いに来ました
21
もっと見る
詠み人知らず
サーキュラを翻しつつくるくると恋の序曲を舞ふきみは華
16
もっと見る
詠み人知らず
古に参勤の列眺めしか 街道分けて立ち並む欅
15
もっと見る
秋日好
花びらのように降るのはぼたん雪まだ気が早いと全てを止めて
21
もっと見る
横井 信
心地よく 嬲る風受け 緩やかに 響く掛け声 夢へと誘う
9
もっと見る
[1]
<<
71
|
72
|
73
|
74
|
75
|
76
|
77
|
78
|
79
|
80
|
81
>>
[171]