詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
葉牡丹が凍てつきさうに土の中昇る朝日をじつと待つてる
7
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コタロー
枯れさうな芒が風に搖れながら寂しさこらへ子供を待ちぬ
9
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コタロー
波風が水面を搖らし水鳥は池に潛つて再び浮きぬ
6
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コタロー
まさをなる空にましろき月ひとつしろい飛行機小さくなりぬ
7
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藤久崇
み吉野の 峰のみやまに 敷き詰むる 千代に移らぬ 白玉の影
16
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コタロー
朝ぼらけバット擔いだ少年が神社の鳥居一禮したる
10
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新座の迷い人
うたわ会 励まし言葉 感謝して 常に忘れず 思い出すかな
13
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秋日好
滝池に着物浮かべて磐やから小石を投げる 猩々を待つ
12
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近江の人
正月を抜け出して聴く吹奏楽楽器キラキラ洋風和服
5
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銀
月のない中央分離帯だれのものでもないヘッドフォンは刺さりて
5
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銀
スターの切れたマリオみたいな顔をして横断歩道を飛んで渡って
6
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石川順一
「僧侶」には四人の僧侶がコミカルにかつ真剣に行為のマッス
8
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秋日好
勝手知る免許センター目に浮かべ和服姿を当て嵌めてみる
11
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秋日好
飛び石に舞い下りた鳥さながらに気配幽けき童子の踊り
17
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秋日好
友人が時間を割いて講評をしてくれたから耳順う日
12
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詠み人知らず
お父さん あなたの手をね 離すのは まだ怖いからと 甘えてばかりじゃ
7
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詠み人知らず
制服を着ていた頃の 私とは何かが違うし 何もかも同じ
7
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詠み人知らず
全力で 何でも出来たあの頃の 青春歌聴き 一念発起
11
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灰色猫
閉じた目のまつげに積もる雪たちの重さくらいの淡い恋愛
25
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灰色猫
直感と届かぬ夢と少々の存在感で暮らしております
17
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