詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
どんと祭老若男女火の傍にかざすは体の弱気ところか
18
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海原 真生
冷えた足 絡め取っては熱移し 眠る体温 混ざり合う冬
5
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藤久崇
峰々の 塞ぐ都は 静けれど 少しみ雪の 通い路もがな
13
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千映
帰郷して親の顔これが見納めと思えば別れ日涙涙で
14
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石川順一
レシートに間違いがある雪が止む短期間降る神の御意思か
11
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まあさ
左手に麻痺を残したまま励む夫への言葉探す週末
27
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絮谷新
国滅び文明滅び種の滅びゆくほんの刹那の星の瞬き
25
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万陽
七草を覚えた吾娘の成長が今日の粥の隠し味となる
11
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万陽
我が心 映すがごとき 曇天の鼠の雲の 憎々しさよ
14
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万陽
「本当は手伝いたかった」吾娘の言ふ足元に散る 器のかけら
14
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呂亜
母親も妻も娘も妹も わたしはひとり もやもやももも
4
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洩矢転石
いつからか鏡を避けてきたぼくは自分の嘘に気づけずにいた
12
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洩矢転石
平凡な自分を恥じることはないきみは誰かの特別なんだ
11
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洩矢転石
「じゃあね」って手を振り帰っていくきみの向こうで光る青い逃げ水
36
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洩矢転石
不幸ってわけじゃないけどあの頃に戻れたらって思う日もある
9
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洩矢転石
好きな色どうしを混ぜてできるのが好きな色とは限らないんだ
7
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洩矢転石
白い息 きみがさよなら言ったんだ雪が降るたび思い出すんだ
6
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洩矢転石
きみといて空は本当に青いってぼくは初めて知った気がする
5
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洩矢転石
きみは言う「嫌いになったわけじゃない」ぼくは黙っているほかにない
6
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舞
星ひとつ宵の明星輝きて吾をみちびく家族待つ家
12
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