詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
混み初めし花見小路の 春の灯は 入相の靄に沈みけらしも
21
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ななかまど
後ろへと後ろへと鍬いれゆけば春の匂いに土かわりゆく
16
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煩悩
校庭の想い人を見る乙女子のそばかすみたいだ明日が怖い
5
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詠み人知らず
俯けり背に温かな日差しふと見上ぐ空にひばり飛びゆく
6
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灰色猫
まどろみがあまりに浅くある夜は亡者のような悪夢を歩む
16
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び わ
春分に心戸惑い彷徨える不動の心頼りなく揺れ
4
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KEN
石佛 ささやく聲と 思ひぬる 花誘ふ風 野邊を撫でれば
18
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へし切
もも草の花のひもとく春の野は蒲公英色に胸もときめく
20
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夢士
辛夷咲く学園通り子らの声弾みころがる昼の坂道
14
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夕夏
きょねんひらいしたかもしがついっぴにことしもおいでうそでないなら
6
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横井 信
今日はもう気持ちを少し切り替えてひとり乗り込むいつもの電車
13
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幸子
振り向かず踏むステップは軽やかさみずみすしさの際立ちてあり
11
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可不可
チマチマ 試食しまくる私は新人さんを助けてたかも
6
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ななかまど
芽吹くものなべて濡らして春の雨白鳥の子の心は北へ
5
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滝川昌之
パステルの薄いコートがよく似合う纏う貴女が溶け込む街に
21
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もみじ☆彡
人ぞ知る 大和の国の 桜花 散りゆくさまに 魂は在りけり
13
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詠み人知らず
夜櫻を愛でて堤の宵闇の孤高に照らす十三夜の月
12
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KEN
風に舞ふ うたかたの白 春の雪 ふふむ櫻に 傳ふ散り際
12
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行宮偏(仮之名)
瀝青の道 陸橋にさしかかり 雲の早やなく 見ゆ伊吹山
10
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夢士
青春の話題つきなし居酒屋の吾を囲みて亥年の爺婆
13
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