沙羅のお気に入りの歌一覧
光源氏
ほのかにも秋の愁ひといふものを覺えて久し世世の民草
22
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浅草大将
蝉時雨ふる木に葉洩る夏の陽も日々に薄れて秋の音づれ
14
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氷魚
縮まらぬ歳差が痛いあと三年変わらぬ姿の君を追い越す
11
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トーヤ
積み上げた昨日があって今日になる綴りし日々が残した未来
8
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氷魚
ありったけ明度も彩度も譲った夏の夜空の闇はどこか優しい
5
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トーヤ
ひとつだけ終わった夏が始まって心に溜まる さよなら、ありがと
7
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トーヤ
落ちていく夕日の色が淡く見え燃え盛る日々あと少しかと
12
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ふきのとう
赤々と夕焼けのなか家並みはシルエットのように浮かび上がる
10
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薫智
どこまでも螺旋階段登ってるまだ見ぬ世界見上げる為に
17
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庭鳥
昼間には眩しく強く青空の綿雲さえも見上げたくない
5
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庭鳥
土開けて出ること出来ず土の穴墓場としたか今年の蝉よ
8
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浅草大将
何もかもなげうち水の夏の日に儚く消えしかげろふの君
22
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螢子
ジジと鳴き我に飛び来る蝉のあり七日の命ともに生きなん
22
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まるたまる
そう、あれが陽炎というのだよ。教えてくれた父との七日
19
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芳立
よもすがらしくしくふれる蝉しぐれ夏つくつくの音はまじらず
9
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芳立
夜をこめてたれの空音も鳴らなくにゆるすもなにも絶えぬ蝉の音
13
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浅草大将
その昔の国やぶれたる夏の日も山かはありて乙女遊べり
42
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紫苑
うつそみは灰と消ゆれどけふの日も少女はたたくわたしのとびら
21
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芳立
敗れにし国また起てり島々をあらたに生まむ矛はあらねど
16
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氷魚
真っ白の目映い光に包まれて生まれるきみと逝くひとを知る
5
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