詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
カンカンと乾いた響き消防の鐘聞こえ来て師走深まる
23
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石川順一
唇の先端部分が荒れて居る一つのパンを占むる報いか
21
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人三昧
足摩る 老いの遍路の 息白し 師走の風は 無情なるかな
8
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絮谷新
にはたづみ懈怠に朽葉流しては石燈籠にたましひ浮かれよ
15
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コーヤ
義母縫いし温かき綿入れ半纏の香に包まれて寒さ忘るる
22
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コーヤ
風はこぶほのかな薫り蝋梅の香気浸み込みて心鎮めり
19
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舞
明日よりは夢のみ語る吾であれ朝には晴れよ今日の日の雨
18
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千映
ニンニクの味噌漬け五粒今朝も食む頑張れそうな気になるお守り
16
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野々花
キラキラと悲しいほどに美しく硝子のような雪が降り積む
23
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野々花
降り募る雨に心が泣いた日は優しい歌が詠えるかしら・・・
19
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まあさ
些細なる諍いさえも ささやかな幸かと思う 氷雨降る朝
32
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虹と星
あすは曇り時々雨ですが 夜おそくには泣きやむつもり です
12
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inosann
いつの世も自国ファーストは世界の常 自虐の国にはわからぬ思考
21
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inosann
濡れまいと車の座席に居座りて玄関までの雨足を見る
25
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藍子
亡き母に花を手向ける年末は母さん助けてお願いばかり
17
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まあさ
賑やかな職場の空気にふれた日は 夫の笑顔が眩しい9月
20
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まあさ
在宅の夫のリハビリ二人三脚 歩調が合わずコケる7月
17
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石川順一
眩暈して電気信号でしびれ居る頭の後ろで蝉の鳴き声
19
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藤久崇
老い枯れし 株に花を 思いつつ 若立つ新芽の 艶に愛づれり
10
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みやこうまし
「介護することが無くなり楽やろ」と遺影の妻は寂しく語る
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