横井 信のお気に入りの歌一覧
ななかまど
人あまた笑む季節かな菜の花の黄の帆布揚げ船出する春
8
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へし切
雪を割り けなげに芽を出す福寿草 花に肖る仕合せひとつ
10
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舞
枯れて立つ桜木の影如月の春待つものに痛き月光
8
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夏深
切なさは街中に出てざわめきに紛れ込ませて帰って来よう
6
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つばす
冬寒ももう直ぐ終わると花時計 刻みて蕾息づきをり
7
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び わ
家内言う私会社を興すから貴方に社長お願いするわ
4
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茂作
梅咲きてなお降る雪の冷たくて 春の匂ひを閉ぢる硝子戸
12
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KEN
夜をこめて 降れど降れども 露と落つ 心ばかりが 衣更着の雪
8
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うすべに
張り付いた赤いロゼッタかきわけて お陽さまくれるたんぽぽが咲く
6
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夕夏
かんせんしゃたかどまりなどみとめたらばいおはざーどつうすりーふぉー
2
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草木藍
七星もしかとは見えぬ目となれば夜空の寂し星座表見る
8
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滝川昌之
初午の幟も立たぬ稲荷様 甘さ半分 自粛のお揚げ
13
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ななかまど
色のない大地に灯る黄のしずく花と知りせば夢さわぐ春
14
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へし切
災害に何を守ると言うのかと 荒れ地に聳ゆ 巨壁に思ふ
8
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夕夏
まいにちがにちようなのでせんていしくさかりついでのやきするひび
2
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飛和
恋よりもチョコが私の必需品 雪山登山も独りの部屋でも
2
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舞
行きすぎる若き女の髪の香にふと思い出る遠き秘めごと
6
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び わ
庭に出て雑草子等に向かい合うすまぬと言いつ根から引き抜く
3
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茂作
溶け出した春の光に包まれて 梅の梢に淡き紅色
15
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夕夏
とっくりとさけくみかわすおちょこにてうつわちいさとたがいにいいつ
1
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