詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
北国に春ぞ待たるる積む雪に独りあなたのあると思えば
15
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澄舟
三が日終えて見返す家計簿にカニの値段がひときわ目立つ
14
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愚と楽
繰り返す狭っくるしい毎日を 口角上げてパステルにする
17
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藤久崇
むら肝の 心のあらば 恋もせで 憂き身のままに 世を過ごすかは
12
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藤久崇
並木辺を 歩みて知れり 桜樹は 今年も春に 花ぞ咲くなる
14
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夢士
子嵐の去りて静けさ爺と婆寂しさあるもほつと一息
26
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絮谷新
貝殼を砂丘に拾へば薄紅の内耳の渦に馨る潮風
26
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石川順一
複数回胃液を唾と共に出しデンタルリンスで嘔吐は止める
15
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へし切
カサコソと落ち葉踏みしむ足音の高く響けり寒中の空
32
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リクシアナ
小吉を綱に結べば桧葉垣に雀さわぎて淡雪ぞふる
31
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コーヤ
新年の希望を寿ぐ心にて幸と健康日の出に祈る
24
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コーヤ
新春を幾度も迎え寿ぎし毎に老けゆく我が身見つめて
25
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沙久
あなたには見せられぬ自分ありますか アンダーグラウンドひた走るような
18
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沙久
「何事も貪欲に!」という一文でやっと目覚めた闘争本能
18
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灰色猫
雪原にねっ転がって手をかざす何もない空見ていた二人
23
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灰色猫
一人でも僕は生きゆくこの場所で君との約束たがわぬように
24
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灰色猫
庭先の睡蓮鉢でひっそりと冠雪を待つメダカたち
24
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灰色猫
狭き路地傘がぶつかり運命の恋が生まれる瞬間もあり
22
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詠み人知らず
顔を恥入る色に染め上げて詠まれしうたに酔いたりけり
13
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詠み人知らず
翁等の詠むるうたのゐたり深しおもひかくのはよき枯れ工合
12
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