詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
春愁をこぼさぬように包みたり細き線もて描くチューリップ
5
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詠み人知らず
山麓の藪に鳴き交ふ鶯の清かにゆかし春は滿ちくる
10
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夕夏
しゅうきょうでないのになぜかいきょうとのようなたちばになることはじめ
5
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煩悩
まだあたたかい国を拒んだひたむきな孤独な亀の墓碑を建てよう
5
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幸子
胸底に沈殿してた悲しみが花に抱かれこみあげてくる
17
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千映
摘み取った蓬の餅に春の香と母の優しさ閉じ込めてある
14
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夕夏
もう二度と逢うこともない貴方でも優しい笑顔だけもう一度
3
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KEN
寂し気な笑み降りしきるアスファルト 路の隙間で濡れるタンポポ
3
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コタロー
赤ちやんが愛しい程の笑顏見せそれを見てゐる自分の笑顏
3
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灰色猫
「またいつか笑顔で逢える日が来るよ」ポップな歌詞もけっこう文学
2
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横井 信
陽だまりの花壇の前でひとり待つ君に駆け寄るかがやく笑顔
4
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可不可
右端だけ吊り上げちゃ嫌味だから左端も上げて 唇
3
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聴雨
咲き初めし花をたづねて吹く風の馥郁として遍くわたる
15
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詠み人知らず
春告鳥やうやくこころさだまりぬ運命(さだめ)のままと心に聞かす
4
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詠み人知らず
眞青なる空に乾杯白木蓮 眞白きこころ天に獻じる
7
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灰色猫
たっぷりと水やりすれば草花の笑顔のような歌が聞こえる
12
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神田央子
疎まれる餘生になるとは豫想せず多分望まれ生まれしものを
5
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夕夏
わがむらもさほどいなかじゃないけれどひとはへりゆくしごとばえらび
7
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へし切
老いぬれば 散るを惜しまぬ命かな 花はさくら樹 人は武士
22
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横井 信
北風に舞う花びらを追いかけた一歩は遠く春を見送る
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