横井 信のお気に入りの歌一覧
水仙
眞夜中のすべての明かり消ししのち瞼の奧に星ぞ流るる
3
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水仙
西風に誘はれて來し梅の香よひとときわれの庭にとどまれ
3
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矢車菊
覚えたての平仮名のごとやはらかきさくらあつめて子とわらべうた
12
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夕夏
ししゃすうとじゅうしょうしゃすうはっぴょうにかわらないのねほじゅうもされて
1
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うすべに
梅の香の朧月夜の枯れすすき 身じろぎもせず夏の夢見る
4
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猫谷しゅう
きみの髪やさしく撫でる春風にぼくはいささか嫉妬している
8
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千映2
故郷の河津桜の咲き誇る友人と歩いたYouTubeの道
3
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滝川昌之
ウトウトと鉄路は温む菜の花の色の風など車窓に入れて
12
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千映2
紅梅がやっと七分に咲いた午後美文字の葉書ポストに届く
5
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ななかまど
春の音つくり流れるせせらぎに起こされたるやおはよう土筆
9
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矢車菊
戻りたくなれば戻ってきてほしいかならずいつかまた会いましょう
7
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トウジさん
遺されて悲しさ口惜しさ知ったから俺でよかったあいつにさせず
6
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へし切
いま少し待てば さくらの咲くころと 春まだ遠き外つ国を思ふ
11
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なりあきら
何故富士を 隠してしまう 春霞 光のどけき 春の日なのに
2
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舞
「きずあと」と、みそひと文字をたどりつつふと呟いてよむうた一首
5
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茂作
君と逢ふ後ろめたさと嬉しさを 一緒に食べる雨の日の午後
14
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び わ
君子欄冬を乗り越え青い芽がどっしり構え私を観てと
4
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夕夏
たいこくでおうさまきどりこくみんをしちにおいやるふぁしすとはだれ
1
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夕夏
ふぁしすとのしんりとしてあいてにかすぎわくがあるとしんりゃくのため
1
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大元油谷之助
紫陽花の新しき芽の萠すとき 去年のはな房、何としてちりぬ
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