横井 信のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
春風に 揺れる緑陽 暖かく 小さな芽吹き 二人の探険
5
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飛和
一人往く私の道を照らすため椿の花がその身を捧ぐ
5
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び わ
囲碁の会新サークルに参加して一勝四敗反省しきり
4
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なりあきら
鶯の 声に誘われ 来た野辺で 風に揺られて 咲く桜花
5
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舞
千回の冬と春とを巡りても花は咲くなり人かわるとも
5
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詠み人知らず
思い出の 欠片集めて 過ごす日々 白髪染めつつ プリクラ眺め
5
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茂作
辛夷咲く空に舞ひ散る今日の雪 白を競へる春の氣まぐれ
14
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灰色猫
戦場の夜空がきれいであるようにいつもの帰路で星に祈ろう
11
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しきしま
若駒よさまで急ぐな一時のみよしの桜諸共に見む
6
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うすべに
ほころんだお堀に浮かぶ鴛鴦の ひとり淋しいはなやかな羽根
5
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詠み人知らず
人生の 曲がり角まで 生きられた 検査の結果に 動じぬ心
6
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可不可
まさか雪 まさか節電 わすれてた冬に リベンヂされた昨日
7
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詠み人知らず
手放しで 喜ぶ素直さ 捨てた海 幾度眺める 鏡の自分
3
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詠み人知らず
雨の道 傘は一つで 足りていて 背伸びして見る 君の口元
8
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滝川昌之
海面にかすかに透ける新緑やのたりのたりとワカメの若芽
11
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へし切
すべり台 孫と戯れ老いを知る 捻るカーブに腰を庇ひつ
10
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みっさん
純白の香りも高き菊の花亡き夫弔ひ天に届けよ
7
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みっさん
亡き夫と共に過ごし我が庵別れの曲聞き離れゆくこの日
8
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詠み人知らず
桜散る 儚さゆえに 美しく 瞬きさえも 許さないまま
5
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なりあきら
春霞 富士の姿を 隠せども 辺りに舞うは 春の風かな
3
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