御崎 耕のお気に入りの歌一覧
栞
読みかけの小説にそっと挟まれた栞くらいは役に立ちたい
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たんぽぽすずめ。
いつまでも開かぬようなじれったい蕾のための 歌のひとひら
26
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栞
濃さを増す空や草木に負けぬよう色を重ねる七月の恋
3
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紫苑
吐くほどに苛めどなお我が胸に溶けぬ氷のひとつぶ残る
5
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まるたまる
拍手とかされるとむやみにうれしいねつたないけれどただありがとう
10
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さる
七夕の笹にかけたる短冊に「けふのいのち」と筆でかくなり
5
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さる
七夕の宵に逢う星なきわれは寂しかるらむ膝抱えつつ
2
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栞
短冊に書けない願いを今年こそ夜空の河にそっと流そう
2
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都季
大抵の願いは自分で叶えるからいいよ 二人は会えたらいいね
8
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浅草大将
飲むは酒出るはため息逢へぬ身に涙催ひの雨の降るらし
11
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竹本未來
新鮮な想い出としてつるつるの水羊羹に閉じ込める夏
23
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キタハラ
「生きるため」ただシンプルにそれだけじゃだめなんですか志望動機は
53
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キタハラ
もう二度と降りることなきバス停で雨に打たれる面接帰り
40
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詠み人知らず
とべるはずないのにどこかしんじててくだりざかではてをひろげている
30
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詠み人知らず
自分から傷ついてみて「ひとりだ」と言いやすくする切なさが好き
16
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虹雲
縁あらず別れし人を想ふときつゆ草の青澄みて静けし
36
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リンダ
年に一度 歌会で逢う彦星は髭面巨体でワハハと笑う
5
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リンダ
病んでいる人が多すぎて歌詠みは 幸せ掴むと詠めないものか
11
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うにうに
流浪するヒーローが家に上がりこみ来るべき日まで養えと言う
12
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まき
友人と名乗るセールス電話を母は「娘に友達なんていない」と切った
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