詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
朝掘りのタケノコくらいの灰汁ならばあえて落とすな新社会人
23
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高松 蓮
次々に 見慣れた店が 閉じていく 客になること なかりけれども
3
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千映
字も読めて感情もあるこの時と便箋八枚母へのラブレター
9
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可不可
昔の写真は平屋つらなって空も今より幅広さうだ
11
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falcon
遠ざかる後ろ姿を見送れば春の涙と花の散りかふ
11
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恣翁
書きかけの ふみ 舞ひあげて 春一番 仕舞ひ忘れたる雛への想ひ
20
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煩悩
ラウンドワンにてバイカースタイル決め込んでロデオで華麗に飛ばされる歴女
6
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こぐまじゅんこ
じいちゃんの気力をつなげていけるよう声をかければふふっと笑う
4
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詠み人知らず
この星に逢へたる竒蹟よ花に花 めぐりくる縁でこの星に生る
9
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夕夏
はなびえにあやういはなのいのちかなちるもちらずものうふのこころ
6
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KEN
しろたへの 衣の螢 舞ふ夜半に 咲き初む花の 影ほのぼのと
12
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へし切
春ごとに 花のさかりはありと言へ 世に 常なるもののあるべきか
24
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横井 信
風に影 ハクセキレイは壁を越え遊ぶ歌声残して消える
17
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まぽりん
季はいま令き月なるぞ吹く風の和らぎ花の笑み初めし春
33
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夢士
満開の桜並木や北の風コートの襟立て急ぐ帰宅路
12
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うすべに
うすべにに 染まるしとねの散り椿 今を盛りのさくら見あげる
13
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磯山武士
花つぼむ春を忘れてふる雪にどうにもならぬともれるため息
9
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行宮偏(仮之名)
表裏なる 期待と不安 二字のうち 改めあるは 一月ののち
14
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可不可
レバーとか勧めたくなるらしい 私の顔色うまれつきでも
9
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滝川昌之
書きかけの ふみ 舞ひあげて 春一番 綴れぬ思い 君に届けよ
24
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