詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
ぼくたちはみんな心の奥底に花を咲かせる花瓶を持ってる
21
もっと見る
へし切
悲しみの数を減らすはならぬなら楽しきことを数えて生きよ
27
もっと見る
詠み人知らず
ぞんざいな口調までもが愛しいと言ったアイツの嫁はフェミニン
15
もっと見る
詠み人知らず
渾身の助六落語を演ずる師 弟子の成長促さんとす
11
もっと見る
詠み人知らず
曇りのない言葉だけが欲しかった それだけあれば陽が射したのに
21
もっと見る
詠み人知らず
未だ汝に心惹かれこそ妻子と幸へと祈りたれ
13
もっと見る
詠み人知らず
一文字で意味なす古語の奥深し ひらがなのみの歌や分くまじき
11
もっと見る
あふひ*・○・*
大寒の夜に手合わせじっと見る南無と唱える僧達の列
20
もっと見る
詠み人知らず
遠ざかるあなたの背中が消えたとき 近づいてくる 終わりの気配
8
もっと見る
絮谷新
紗を漉して染むるは瑠璃色の東雲なれば我のはつなつ
17
もっと見る
詠み人知らず
感情の気圧の谷の底に居り 登山靴など 見たくもない日
27
もっと見る
桐生賄
「お母さん 今日のお昼は 何ですか」 部活帰りの 子の第一声
19
もっと見る
桐生賄
雪降れど 大して荒れも しなくって 胸撫で下ろす 土曜日の朝
14
もっと見る
秋日好
茶枯れした紫陽花の花切り取って寒波と陽射しが株間を遊ぶ
18
もっと見る
まあさ
夢現(ゆめうつつ)彷徨う夫の 言の葉が いたく哀しき 去年の大寒
24
もっと見る
秋日好
中空と思えど肌は熱を受け無邪気な振りして浮かぶ苦しさ
12
もっと見る
秋日好
松の実と古都の葉の無き澪標見えぬ荒磯に舟沈みゆく
16
もっと見る
秋日好
枝に残る実を置き去りにさんざしの春を描けず暮れていく年
20
もっと見る
舞
ふたりしてたまの贅沢お寿司屋へ百八円のお皿分けつつ
11
もっと見る
inosann
カーナビの的確な指示きこえきて今走りし道いつか来たごと
21
もっと見る
[1]
<<
625
|
626
|
627
|
628
|
629
|
630
|
631
|
632
|
633
|
634
|
635
>>
[965]