舞 のお気に入りの歌一覧
伊藤透雪
秋さえも留めてくれぬ寒風に 星を数える 澄んだ夜空を
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詠み人知らず
山茶花の 花弁はらはら 堰をきり 差し伸べる手も 届かず落ちゆき
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山桃
よしさらば錦にかへて裸木の青き空着るこころ冷めざれ
9
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半格斎
街燈のひかりに白き雪舞へばこれが根雪か聖夜は近し
14
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ベイジー
独り言。君に聞こえぬ言葉たち 「雪が降ったね」「元気だよ」って
13
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螢子
この雪はきっと積もると空見上ぐみるみる白き世界と変はる
8
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紫苑
哀しみはほのあたたかし人の世をあまねく照らす北辰を見つ
15
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まるたまる
手をつなぎ水族館も行けないのそんな交際間違えている
10
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山桃
朝戸あけ光の中に風花のひと持ちきたる氷のパズル
11
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光源氏
吹きすさぶ無常の闇に身を置けば心をためす窓の月かな
19
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さとうはな
「おかえり」と飛びつく君のその肩にはらりと移る雪のひとひら
16
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お菓子
いたくないさみしくもないかなしくないここにいるのはまっくろの虫
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ぎんこ
健気にも蕾を守る椿の葉ずしりと重き雪を被りて
2
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ぎんこ
栄転となられし君に祝杯を「うたのわ」あれば寂しからざり
4
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浅草大将
年暮れて花も実もなき裸木にわか芽うづきの頃ぞ偲はゆ
11
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芳立
罫線のうちに忍ぶるため息やしづくと散れる君の読点
16
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さとうはな
君色に染まりゆくこと夢見つつ空色の日記購いた午後
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さとうはな
吹雪やみ白き前庭に出でゆけば楓枯れ枝にかかる望月
6
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紫乃
教室に紛れていても、後ろ姿、見つめてるのに、気になってるのに、
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詠み人知らず
オリオンに 抱かれるように 仰ぎ見て 流星群に 滲む「会いたい」
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