舞 のお気に入りの歌一覧
さとうはな
朝まだき木々に残れる雨粒のひとつぶごとに凍える宇宙
43
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芳立
八雲立ついつも思ひをこめかねてかきもめぐるや冬の夜の文
14
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さとうはな
くるぶしを海にひたして春を舞う わたしの羽は目には見えない
8
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加祢
うちひそむ我の心を置き去りに師走の空は晴れ渡りけり
19
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光源氏
いとせめて心に茂る八重葎わが身ひとつの秋のなぐさみ
13
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水島寒月
家々の壁に照りつつゆるゆると今日のひと日を陽は昇りくる
3
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シュンイチ
こうていにさよならのかねひびいたらかなしくなってでもなかないよ
8
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山桃
詠むほどに徒手に残る辣韮の皮より薄きわが身となりぬ
13
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薫智
手術とかいろいろあった一年の記憶重なり僕となってる
14
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詠み人知らず
泪川 想ひとともに 深くなり 夢と知りつつ 水面に浮かべ
4
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悠々
しらつゆのあふるる壺の肌じめり日々に裂けたる恋一つ在り
27
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詠み人知らず
冬ざれに野原のすみに咲いていた忘れられたようなコスモスの花
11
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シュンイチ
夕暮れにふたりは惑うオレンジの溶けこむ海をもてあそびつつ
19
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水島寒月
うす青く晴れ渡る空戴きて刈り田の畔をひとり歩めり
6
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半格斎
積む雪に午後の陽ざしは柔らかく松の木末の雪は光らむ
15
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でくのぼう
夢見つつ夢見つつ秋は暮れ氷雨に落つる枯葉ひとひら
11
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光源氏
われこそは新島守とのりましし遠き昔の花の宴で
5
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詠み人知らず
夢現 午後のまどろみ 陽に透けた 幻を恋ふ 溜息一つ
5
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葉月夏生
願い事はひとつ 見上げる月なき空にひとり流星を待つ
5
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詠み人知らず
溜息を ダイヤモンドダストに 昇華する 極寒の地で 抱き締め合えたら・・
6
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