詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
美しい黒き桜も散り果ててやっとわたしに闇の訪れ
20
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秋日好
新元号出会うとしたらうたのわかグリーンパークの総領事館
16
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KEN
雨上がり 柄杓の星を 見上げれば 花にほふ露 まぶたに七つ
16
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千映
母のもと父の写真を見せた時一瞬母は妻の顔する
8
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青き銀椀
木の芽よりみめ散るまでにこの年もかさねて美しき桜なり
5
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横井 信
足音は追い越してゆく 新月の空を見上げる僕を残して
16
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只野ハル
看護士の処置の入りて病室を離れしうちに母の息絶え
18
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うすべに
髪に添う 花のひとひら散りそめて ひとよ宴のはかなさに酔う
19
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恣翁
闇ながら 夜の色しも春めきて ほろ酔ひ顔を 風撫づるかも
21
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幸子
歌の意味分からないけどなんかきれい未だに駆使する素人の勘
20
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可不可
春風に靡かせたいけど母娘ふたり 外に干したくないモノも有り
10
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高松 蓮
花冷えを 入学式まで 耐え抜いた 桜の花にも 拍手をひとつ
9
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滝川昌之
巣を護り鳶追い払う親ガラス捨て身覚悟は春疾風の如し
23
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露草
現世の身をうたかたと悟るともうたかたならじ君との縁
18
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水海はるこ
FAXと私しか生命体のいない午後二時半の事務室
5
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水海はるこ
「人生で一番楽しいときでしょ?」の言葉に殴られてるデスク前
4
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夕夏
はるがすみきょうふうにしょかむかえつつやまはだなみだてるかせいらん
3
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KEN
かた雪に 殘る熊跡 追ひ行けば 垂水の袂 虹のかぎろい
16
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灰色猫
新月の闇よりひらく妖しげなその美しき黒き桜よ
17
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千映
朽ち果てる家に残るは住人の過去という名の文字が散乱
5
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