詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
「おかあさん、」三回呼んで落涙す二人の寝室繋いだ手と手
3
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潮月繁樹
髮を切り 氣づかぬ君へ 紅をひき 求めてもなほ 木枯らし吹ぬ
11
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潮月繁樹
使はない はぶてた顏が イビセイが 廣島ぢやけん 方言がんす
8
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ゆり
雲がゆく吹かれるままにのびやかにひとつ思いをのせておくれね
5
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ゆり
痛いほどまぶしい青空ありがたし我関せずと吹かれゆく雲
3
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詠み人知らず
傷つきし心と体癒しつつ人は健気に生きてゆくのか
12
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香月春
君がいた仲間が見えた僕はまだ負けるわけにはいかなくなった
2
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詠み人知らず
さざ波の川面に透ける川魚黒き影すら光にひたる
5
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風花
親指が皿に並んだ夢を見て たかが夢なれど親の身案ず
7
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紹益
貴方には 輝ける場所 あるはずだ いてはいけない こんな場末に
17
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富鴨
さよならを落つる涙に乘せた夜眼鏡の中の微睡んだ星
12
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月虹
お薦めの本をあなたに知らせますそれはいわゆる自己紹介です
27
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都詩
風を受け地を蹴り飛びぬ天空へグライダー背にきみ鳥となる
14
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夢士
舳先向け進み出で行く大海の希望の光目指して行かむ
9
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紹益
青ピンク 傘は寄り添う 睦まじく 夢を語らう 放課後の道
16
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風花
吾に罪を着せた相手の面目を 守る気なけれど明かしも出来ず
7
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矢車菊
かなしみはきりっと痛いほうがいい冷えたレモンの切り口が好き
11
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矢車菊
こわかった 揺れるマッチの灯のなかにきみのやさしさ失いそうで
10
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さえね
みぞれなす坂道ゆけば街灯のかそけくともるこのゆふべかも
10
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家鴨あさ子
冷たくて強い自分でありたいと 語気を強める 胸だけ痛む
5
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