名鈴のお気に入りの歌一覧
夢士
一万歩めざしテクテク師走の夜歩く老爺を照らす満月
9
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横井 信
冴え渡る今年最後の満月の夜に探したあたらしい道
12
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荒野のペンギン
仔羊が 一匹二匹と 柵を越え 不眠の夜を 駆け抜けていく
4
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松本直哉
火事あとをみるためにするまはりみち月かげしろく廃墟を照らす
1
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栞
一匹と二人の寝息を聴きながらココア片手に本読む至福
10
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芳立
ことわりのままに降り散るけやき葉はひと風ごとに惜しみこそせね
6
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び わ
息子等に車走らせ贈り物サンタの季節もうまじかなり
4
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灰色猫
寒風に色をうしなふもみじ葉を赤く染めあぐ茜の風や
12
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灰色猫
もみじ葉のさめざめ浮かぶ初雪の白き泉に冬は来たれり
10
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灰色猫
吐く息の冷たきほどに柔肌は恋に焦がれて白く燃ゆらむ
8
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灰色猫
障子戸に影のふたつがゆらめきて初雪溶かす初めての夜
11
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舞
迷い道つまずきつつも支えあう如何にか見れる妻は吾が背を
3
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つばす
猪と岩場で出くわし金縛り 前へ後ろへ行けぬ苦境
3
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千映
生きてきた年月すべて脱ぎ捨ててもう一度スタート台に立ちたい
9
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高松 蓮
朝日浴び 黄金に輝く 黄葉で 銀杏並木に 気付く通勤
2
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恣翁
冴え冴えと乳白き真珠の耳飾り 耳朶まで透けて 清冽に見ゆ
8
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灰色猫
できるだけおなじ笑顔の食卓を君が旅立つ朝なのだから
8
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灰色猫
あどけない子猫のような眼差しで可愛い嘘で困らせていて
5
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灰色猫
初めてのキスは煙草のフレーバー君が大人にしてくれたんだよ
6
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灰色猫
口どけのやさしいチョコと口どけのやさしいバニラが出会う口づけ
6
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