KENのお気に入りの歌一覧
杜鵑草
孫の前で「ばあちゃん」と呼ぶに是非はなし二人の時は名で呼ばれたし
11
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滝川昌之
薫風を迎えるために窓を拭き網戸を洗い待つ皐月空
19
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うすべに
雨あがり 羽パタパタとにぎやかに雲の切れ間をさがして昇る
10
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恣翁
さやさやと 互ひに囁き交はすがに 揺れたる葦ぞ 葉擦れ鳴らせる
17
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へし切
五月来ば 山は青葉に新たしく こころに描く 初夏の色
12
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横井 信
雨雲をそっと見送る葉桜の背中を押した四月の終わり
11
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ななかまど
マスクする開放感と滑舌の維持のためにとアエイウエオア
18
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ながさき
末代の 衆生に譲る 八字有り 「当起遠迎 当如敬佛」
10
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杜鵑草
思ひつつ寝れど徒なる夜を経にき誰に問はまし夢の直路を
13
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茂作
畑終へて人は歸りぬ子らも皆 家に歸れと夕燒けチャイム
18
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こるちぞう
墓地山に何故群れ集ふ一面に風に波打つ水仙黄色
13
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さいおん
春深 吾漕往者 木津川 杜入野 鶯鳴毛
16
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舞
湯舟には 時も止まれる 湯治場の まだ咲き散れる 深山桜と
11
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へし切
そよ風に 初夏の香を運びくる 弱草藤の花 色鮮やかに
21
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滝川昌之
「今だけはおじさんです」とおばさんが男子トイレに入る緊急
20
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うすべに
さと山にうぐいすのこえ宿を問う ひとみ凝らせばあおい梅の実
12
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横井 信
夏めいたひかりの原の片隅で小さな花が風に揺れてる
12
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杜鵑草
青嵐吹けば散り敷く薔薇の花しばし留めよ夢のあとさき
12
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ななかまど
ひたむきに思うことあり渡り終え振り返り見る赤の信号
14
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茂作
かなめ垣枝を刈り居れば陸奧ゆ 文の屆きぬ花散るとあり
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