千鴇のお気に入りの歌一覧
在原紀之
家路急く人を乗せたる列車射す西陽が生むは自然の影絵
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さとうはな
堕ちていく準備はいまだできぬまま しずかに正す制服の裾
14
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さとうはな
あの人を思い続けるかなしさと同じ速度で海に降る雪
24
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トーヤ
スタートは一人と一人 二人にはなれたとしてもなれなくっても
9
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たんぽぽすずめ。
三日月に欠けてた過去を思うれば凛々しく見つむ君恋しかり
14
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さとうはな
灼熱の砂と絡まるぼくたちに「とりあえず」なんて言葉いらない
9
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さとうはな
まだ青い翼を抱いて眠るひと 空より散れるかなしみのかけら
9
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舞
雲ひとつ何処へ行くか問う吾に答えは有るか空も見ぬ日々
8
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トーヤ
何もかも足りない場所で見つかった輝かぬけど大切なもの
20
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さとうはな
潮騒に耳をひたせばアルビノーニ 海色に染むわたしのからだ
12
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トーヤ
何一つ変わっていない風景を歩く私がただ変わってて
13
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たんぽぽすずめ。
波と波ぶつかり立った白波に失くした恋を照らし泣いてる
17
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さとうはな
シリウスもペテルギウスも駆けてゆく(このままいっしょに道に迷おう)
13
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さとうはな
自転車の後ろ乗せてね風切れば悲しいうたも空に飛んでいく
23
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さとうはな
かりそめのきんの草原わたる風 嘘と告げればそれで済むこと
13
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薫智
こじ開けるよりは開くまで待ってるよ僕は気長に包み込むから
5
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たんぽぽすずめ。
星屑を蒔いた湖面へ行く舟で描く二人の唐草模様
13
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さとうはな
ぼくたちは北天に立つ二重星 さまようときも手をつないでた
7
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トーヤ
真っ暗になれない空を見上げたら風も心もちょっとだけ春
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さとうはな
君の絵の宇宙の温度が知りたくて静かに触れてみた白い画布
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