ひげじぃのお気に入りの歌一覧
仔柚
プース・カフェスタイルの夕焼け グラン・マルニエからいただこうかな
5
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ななかまど
球形の青くかがやく星の島けし粒ほどの人やうごめく
12
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滝川昌之
秋桜は棒高跳びの棒のごと留まればしなる蝶を揺らして
18
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可不可
をみなへし 群れて手まねく一すぢの 徑や再び帰り来たらむ
7
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KEN
この奧に まほろば有りと 云ひたげに 絢織る蜘蛛に 迷ふ朝かも
12
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きくゑ
向かひ合ひ鬼皮を剝くコツコツと無言のあひだくゆる蚊遣香
10
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音弥
新そばを食いに寄れよとメールあり嫁と出かけた夜が懐かし
11
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名鈴
縁ありて 咲く優曇華に 出で会へり 臥し待つ間には ゆめゆめつきじ
11
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葛城
罅割れた路面を浮かし潛行すその街路樹の太き根這へよ
13
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横井 信
ゆっくりと本のページをめくる日の強く弱くと降り続く雨
14
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柊+
人として家族となりて時は過ぎ また風に舞うタンポポ綿毛
15
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うすべに
風の波 金色の田の畦道に そっと言祝ぐささやかな紅
8
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葛城
桐月の冷氣ふるはせ鳴り響く 寒柝の音に身ぞ引き締まる
32
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ななかまど
手弱女のようなる茎に山背きて秋桜はいま秋桜の息
13
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詠み人知らず
一人では 動けぬほどに 弱くなり 孤独を愛す 壷内の浮き草
4
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音弥
厚揚げなる豆腐の親戚打ち崩しハンバーグと化すヘルシーディナー
15
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朝比奈
仰ぎつつ想へば寂し久方の空のあはいに月は消えゆく
15
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名鈴
後瀬には 更に濃き花 咲かすべし 思ふ心の 色をば見せむ
12
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茂作
秋の風胸いつぱいに吸ひ込んで 坂道を漕ぐ制服の群れ
16
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葛城
明け行けば又も登りし坂なるや路は違へど頂きは同じ
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