コタローのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
人居れど 情交の仲にあらざるに なでふことなく ふたり並び寝
16
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詠み人知らず
その答へ 本心なりと言ひ切るや 「俺は女房100パーセント」
13
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舞
我を生む歳を数えつ行く年の早きを語る老う我母も
9
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舞
若き日に惚れた女の声などがふと思い出る独り酒かな
11
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舞
ささやかな下らぬことで喧嘩する共に愚かし似た者夫婦
14
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舞
蝉鳴くをひねもす聞きつ休日をしのぎてのたり暑き暑きと
8
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舞
蝉鳴けよ短かひと夏みじか世をいたずらに生く我を悼みて
11
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恣翁
遠雷を交へ 涼風 夕立ちを呼び 青桐ぞ鳴らし初めぬる
16
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恣翁
単調な 座敷に届く蝉の音に倦みて 午睡に 何時か落ちぬる
22
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恣翁
赫 火照る姐やは 息吹きの霜見草 然しも萎るな 萌ゆるを以ちて
16
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恣翁
針の束の 辺りを カチカチ鳴らすがに降り注ぎける 陽の光かな
17
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恣翁
もじもじと 「前へ倣へ」の指先に 擽らるがに 背を反らせり
20
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中野美雄
明けてなほ雨しとしとと降るなへに螢袋はほの白く咲けり
29
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中野美雄
まなことづればまたあふれくる朝影の 桔梗きらめくとほき思ひ出
10
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中野美雄
はるかむかし 波響動もせる切岸に途切れし語り果たさむか きみと
6
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中野美雄
山陰を出づる朝日にきらめきて寄せ響動もせる切岸の波
7
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中野美雄
しののめに蝉鳴き初めて槿花 咲き出づるかも弥つぎつぎに
7
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中野美雄
波響動むこの切岸に きみの立ち髪のゆれゐき 波響動もして
5
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藤久崇
児らのごと 伸びゆくみ菜の 茎太く 夏には親の 心こそ知れ
23
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藤久崇
石を裂く 花が太刀持つ 毛蕊花 種もぞたかき 野辺の長かな
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