滝川昌之のお気に入りの歌一覧
アガサ
朽ちた台に 菜の花 祝蕾 のらぼう菜 店の名前は 春は百円
3
もっと見る
茂作
春の雨ゐたくな降りそ急かさずも 散る時を知る櫻なりせば
12
もっと見る
横井 信
ひと気ない朝のホームに花びらのしずかに踊る春の思い出
12
もっと見る
可不可
散り迷ふ花を冷やすも春の雨 たどれば川面いろどる薄紅
8
もっと見る
うすべに
エラーした少年励ますやさしい目 失くした夢の続き見ている
6
もっと見る
ななかまど
東風吹けば色と香りがわきたちて日記をめくり春待つ心
8
もっと見る
さえね
雪国に生まれしものを万歳におくられ南の島へ征く兄
3
もっと見る
谷村思亜
花満ちて 花の王国展がりぬ すべてを容れる愛の国かな
3
もっと見る
時計台
紅カナメ 花影ひそかに燃え立ちぬ その名にし負ふ 真紅の新芽
6
もっと見る
雨夜
なまなりの團扇にうつす木蓮華あまさかり降る花奉るめり
4
もっと見る
び わ
木蓮が青き空背に紫の鮮やかな色目に染みわたる
7
もっと見る
茂作
一乘の谷の城跡哀しかな 土に埋もるる朝倉の夢
12
もっと見る
C
茜空 風に舞い散る 桜花 知る人もなし わが恋のはて
11
もっと見る
KEN
それぞれの 春を祕めつつ 咲き散らむ 梅と風花 陽に顰む里
8
もっと見る
横井 信
里山をそぞろに歩く花の下雨粒ぽとり目覚める息吹
8
もっと見る
うすべに
病んでなお朽ちた幹から枝のばし 命のかぎりのささやかな花
7
もっと見る
ななかまど
起きてよと鋭く鍬を入れゆけば春の匂いに変わりゆく土
16
もっと見る
夏深
一面に桜色めく土産もの春は盛りのサービスエリア
4
もっと見る
茂作
寂しさに人を求めて街に出で 人に疲れて一人になりぬ
13
もっと見る
び わ
何語るラッパ水仙美しく周り和ませ春を醸して
4
もっと見る
[1]
<<
556
|
557
|
558
|
559
|
560
|
561
|
562
|
563
|
564
|
565
|
566
>>
[2921]