恣翁のお気に入りの歌一覧
トウジさん
担ぐ輿わざに千鳥らせやんやせぇや乱れる列も祝う豊穣
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敦希
罅接ぎて溢れてもなほ注がれても 求め止まずの貪慾な噐
7
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茂作
涼やかに鈴の音討ちて小鳥らの 囀りとなる朝の禪室
17
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睡密堂
十余年歳月経ても変わらない背景の無い写真の君は
11
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詠み人知らず
秋夜空 海から星を 見ませんか 彼の母から デートの誘い
8
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へし切
葉隠れにわりなき花の高さかな うら吹きかへせ葛の下風
18
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凌霄花
チャイム鳴り返事返せどなかなかにドアまでが遠い老いの留守番
16
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うすべに
湯の落ちる音のさやけさ 湯船からほっと見上げる満天の星
12
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痴光山
転勤の都度先発の夫追ふ子らとの汽車の母の面差し
9
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つばす
熱燗におでんダイコン食べたくて 今年も植えた愛情こめて
8
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KEN
木の小径 つるばみ並べし 人有りて 誰に伝へむ 深まる秋を
17
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うすべに
ほっこりとあたたまるのが楽しみに 虫のこえ聞くわが家の温泉
13
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草木藍
対岸の水面に揺れる街灯り暗い岸壁秋風寒し
11
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小林道憲
台風に倒れしコスモス地に這いて それでも根づきて花を咲かしむ
10
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ななかまど
いつまでも母の居るとふ錯覚の夕べの夢の続きをさがす
19
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詠み人知らず
狭き部屋 喉を鳴らした 歌い手に ライバル来たり 秋の鈴虫
8
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Aquarius
金目鯛刺し身で食えば凡百で煮付けにすれば天下一品
5
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只野ハル
長袖の薄物羽織る雨上がりアームカバーの季節が終わる
10
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只野ハル
表紙見て読んだ気になる新刊書ふらっと入った午後の書店で
9
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横井 信
うろこ雲ちぢれて並ぶ秋空にそっとまぎれて浮かぶ白月
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