詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
咲く花も散る花とみし現世の人も空しきものと知るべし
16
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矢車菊
さよならを言わずに去ったあのひとの真実ひとつ花は触れきて
12
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矢車菊
何処かにあるのだらうかこひびとであつたあの日の風のきらめき
14
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矢車菊
風凪ぎてきみの不在に訪れるしづかな春にさくら手向けむ
15
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もなこもち
チケットを買ってとりあえずその日まで生きてく理由ひとつ出来たよ
6
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月虹
きつちりと葉桜となり早緑の風吹く恋も第二ステージへ
35
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横井 信
外来の虫に食べられ枯れてゆく春を告げる木 変わる景色に
12
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横井 信
散歩には 冷たい風が 吹く朝だ 猫に出会った道を選んだ
10
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詠み人知らず
やわらかに微睡む繭の弾力をまばたきで押す自由なちからで
12
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詠み人知らず
あの夜を走る心臓そのままの風が吹くのです彼を壊して
8
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詠み人知らず
ふるさとや父母を恋しく思えるはとおくとおくの全うなひと
15
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詠み人知らず
壊れたら立っているさえ出来なくて声も涙も自由になれない
10
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詠み人知らず
曲がらない我を持つ事は柔靭なものを傷付け砕いていくこと
9
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ななかまど
一枚のきっぷに込めた旅心 好奇心だけレールに乗せて
7
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聴雨
連綿と落ちて舞ひゆく桜花思ひ起こして仮名に向かはむ
8
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詠み人知らず
裏表いづれ地獄へ先発たむ 華火より紅蓮ちる円舞曲
8
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聴雨
舞ふ茶葉の鎮る朝のティーポットやすらふ時の間に匂ふ
8
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聴雨
よべの雨銀に散らして吹きわたる青むぎ畑の風あをき朝
16
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幸子
一面の蔦に血流流れ初め日ごと息づく廃屋の春
12
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舞
いつからか忘れて長き訛りなどふと口にでる故郷の山
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